2025/09/17
「トライやる・ウィークという花」
「トライやる・ウィーク」を花に例えてみました。
原産地は兵庫県内の中学校で、栽培が始まったきっかけは、阪神・淡路大震災や須磨区の事件にあるとのことです。この花は、蕾が出来た5日後に大きな花を咲かせるという特徴があります。花言葉は「勇気・元気・やる気」であり、これらの言葉に該当するのが、今回実習した宝塚市立山手台中学校2年の男子生徒3名です。彼らには、勇気・元気・やる気がありました。
山手台中学校の男子中学生3名は、初めて訪れる高碕記念館で、おじさんスタッフから仕事を教えてもらい、5日間の職場体験に取り組みました。初日は少し緊張気味でしたが、最終日には元気よく発表を聞かせてくれました。3名が仕上げた資料には、高碕さんやヴォーリズさんの功績が分かりやすくまとめられていました。発表の中で、「高碕さんにもっと有名になってほしい」といった意見や、「高碕さんは学校の教科書に載ってもおかしくない人です」との意見が出てきました。ヴォーリズ建築を知り、「建築に興味がわいてきました」との言葉もありました。
発表を終えた一人ひとりの表情には、「やり切ったぞ」という達成感が表れていました。この時、高碕記念館のリビングに「トライやる・ウィークという花」が見事に咲きました。彼らのやる気が大輪の花を咲かせました。
芝のお庭では、秋バラが恥ずかしそうに顔を出しました。

