2026/06/11
「ヤナギハナガサ」
6月 10日 晴れ
今朝のヤナギハナガサは紫色の花がひときわ鮮やかです。初夏の陽ざしをいっぱい受けて、すっと伸びた茎が風に揺れて、ゆっくり泳いでいるようです。この伸びやかで生命力あふれる姿を見ていると、高碕さんはきっとこの植物を好まれたのではないかと思えてきます。次女の昌子様によると、「父は雑草でも何でも勢いのあるものが好きで、生き生き生きることに大変意欲を燃やした人でございます」とのことです。実際にご自宅の庭では、雑草もあえて刈り込まず、そのまま伸びるに任せていたというエピソードが残されています。
わたしの目には、ヤナギハナガサはとてもやんちゃな雰囲気をまとった植物に映ります。風に揺れながらも自由奔放に伸びていく姿には、旺盛なエネルギーが感じられます。そんなヤナギハナガサを眺めていると、高碕さんのことが思い浮かびます。高碕さんは幼少の頃、かなりやんちゃ坊主だったそうで、様々ないたずらの逸話が残されています。
「やんちゃな子は大成する」とよく言われますが、高碕さんが正三位に叙されるほどの大きな足跡を残されたことを思うと、この言葉もあながち的外れではないように思います。
一般的にやんちゃな子供は、好奇心が旺盛で圧倒的な行動力があり、失敗を恐れず経験から学ぶという特徴があるようです。高碕さんの歩みをたどる度に、まさしくその言葉が当てはまる人物だったのだと実感します。
カメリアガーデンの西側では、植物の中でもひときわやんちゃに見えるアガパンサスが蕾を大きく膨らませて出番を待っています。毎年弾けるように咲くアガパンサスの花から、わたしはたくさんの元気と力をもらっています。今年もまたその季節が近づいてきました。