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休館日:毎週月曜日

高碕記念館について

Takasaki
Memorial Hall

BLOG高碕記念館ぷらす

「サルスベリ」

 高碕記念館では、サルスベリが満開です。サルスベリは中国原産で、庭木や公園樹として広く植えられています。幹が滑らかなことから、サルスベリという名前が付き、花が長く咲き続けることから百日紅(ひゃくにちこう)という別名があります。サルスベリの木は、土木用材や木工材料にも利用され、使い道は「多岐にわたる」ようです。     
 
 「多岐にわたる」といえば、高碕さんの人生は、本当に多岐にわたった活動が展開されました。そして、高碕さんの活動のあらゆる場面で、類まれなコミユニケーション能力が発揮されています。誰にでも分かりやすく、物事の核心をついた話には、すべての人を引きつける説得力があります。特に、動物を使った「たとえ話は見事」としか言いようがありません。フルシチョフ首相との初会談では、「雷さまがおへそを取りに来る話」をしています。このようにユニークな話を、相手に応じてうまく使える高碕さんは、とても柔らかな感性をお持ちで、ユーモアセンスのある魅力的な人だったのでしょう。
 
 夏を彩る代表選手といえば、百日草・ニチニチソウ・サルビア・ペチュニア・ヒマワリ・キバナコスモスなどがあります。今夏のように、気温が35度を超える日が続く中でも綺麗な花を咲かせています。めぐる季節の中で、高碕記念館の花が、今後どのようにバトンをつないでいくのかとても楽しみです。