2025/05/26
「ジューンベリー」
花に気を取られているうちに、ジューンベリーが、沢山の実をつけていました。春には、可憐な白い花を咲かせていましたが、緑の葉の中で赤い実が元気よく膨らんでいます。この実は、ミネラルやビタミンなどの栄養価が高い為、老化防止や骨の健康を保つ効果があるとのことです。食べ方は、そのまま食べるよりも、ジャムにして、パンに塗れば美味しくいただけるようです。
ジューンベリーの花言葉は、穏やかな笑顔、穏やかな表情となっています。たわわに赤い実が付いた木を見ると、誰もが穏やかな気持ちになるところから、この言葉が選ばれたようです。この花言葉から、高碕達之助さんの穏やかな表情をイメージしますと、ある場面が思い浮かびます。それは、動物と触れ合っているひと時です。高碕記念館の展示にもありますが、小さなワニを両手に持ち上げている高碕さんは、とても嬉しそうです。東京動物園協会の会長をされた方ですから、動物好きはかなりのものだったのでしょう。
ジューンベリーは野鳥の大好物なので、記念館常連のウグイスやメジロが、ぼちぼちやって来るかもしれません。雲雀丘のウグイスは、いつも穏やかに、実に美しい声で歌ってくれます。

