2025/04/22
「ベルサイユの蕾」
ベルサイユのバラが蕾を付けました。お庭の掃除をしながら大輪の花が咲くのを楽しみにしています。
開花を楽しみに待つといえば、荘川桜が思い浮かびます。
昭和36年4月、多くの人がその開花を、祈る思いで待ちました。それは、岐阜県高山市の御母衣ダム建設によって、水没するところを救われた桜の開花でした。
高碕さんの提案で移植された桜は、樹齢400年を越え、幹回りは5m以上もあるアズマヒガンでした。人々の期待に応えて活着した桜は、荘川桜と名付けられ、その後、毎年枝を伸ばして、元の姿を取り戻しました。今年もしばらくすると、見事な満開を迎えることだと思います。
ベルサイユのバラの開花にあわせて、次のブログを配信する予定でしたが、蕾ができたことが嬉しくて、お伝えすることにしました。
お庭に目をやれば、ベルサイユのバラを待つまでもなく、今日も色とりどりの花が咲いています。ぜひ、多くの方に来ていただければと思います。
