2026/02/20
「ストック」
2月 20日 晴れ
高碕記念館のリビングには、高碕達之助さんご本人揮毫の扁額が掲げられ、「和敬」の二文字が大きく記されています。高碕さんがどのような思いで書かれたのか、私は深く考えることもなく過ごしていましたが、先日ふと手にした書籍の中に、「和敬清寂」の文字を見つけました。そこには、「お互いの個性や違いを尊重し、理解し合い、敬い合うこと」の大切さが説かれていました。高碕さんの人生こそが「和敬」の実践で、世界の要人への細やかな対応や、人々との触れ合いににじむ温かな人柄も、すべてつながっているように思えました。
お庭では、真っ赤なストックがとても綺麗です。晩秋から早春まで長く華やかに咲き続ける姿に、花言葉の「私を信じて」がとても合っています。「私を信じて」という響きには、ミラノ・コルティナ五輪のりくりゅうペアの演技がよみがえります。お互いを深く信じ合った末にたどり着いた金メダル。滑り終えて氷上で寄り添う二人に、私は胸が震えるほどの感動を覚えました。
オリンピックの随所にも「和敬」有り、ですね。